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アイスクリームの製造工程
フィレンツェのアイスクリームは、どのようにして出来上がるのかを簡単に説明します。

アイスクリームの主原料
① 牛乳(九州産)
② 生クリーム(北海道の十勝産)
③ 卵「黄」(天草五和町産)
④ グラニュー糖
主原料の4つでアイスクリームのベースをつくりますが、特に生クリームがアイスクリームの決め手となりますので、十分な配慮が必要となります。牛乳は九州産、生クリームは北海道の十勝を使用しております。

アイスクリームベース
アイスクリームの配合には、大きく分けて2種類の配合があります。
1つは牛乳と生クリームのホワイトベース、もう1つは卵黄を加えたイエローベースです。
シャーベット用としては、シャーベットベースもあります。

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仕込みタンク
sikomi.jpg主原料の牛乳と生クリーム、そして黄身とグラニュー糖を混ぜます。そして75度まで加熱して、20分殺菌します。

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ホモゲナイザー
homoge.jpg殺菌を終えた原料ベースを「さらさら」にするための機械です。小さな穴を通ることによって、クリームになめらかさが出てきます。

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エージング
aging.jpg「エージング」とは、「寝かす」という意味で、エージングタンクに入れたまま2.5時間ほど寝かします。
タンクの外周は、冷た~いパイプが無数に通っていますから、85度のアイスクリームがドンドン冷やされて、フリージングできる状態にします。

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フリージング
freezer.jpgこの工程で副原料を混ぜ、十分に冷えたらアイスクリームが完成します。
副原料・・・
(例)イエローベース+副原料バニラ=バニラアイス
(例)ホワイトベース+副原料抹茶=抹茶アイス


freezerha.jpgフィレンツェの美味しいアイスクリームは、この縦型フリーザーにあります。この工程ではアイスクリームをマイナス20度まで冷やしながら練り上げます。
縦型フリーザーの(アイスクリームを練り上げる)刃です。
この刃がフィレンツェのアイスクリームの命ともいえます。
※日本では横型フリーザーが主流です。

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カップ詰め
baruku.jpgフリージング工程で出来上がったアイスクリームをカップに詰め込み、皆様に美味しいアイスクリームをお届けいたします。業務用では4リットルのバルク(写真)に詰め込み、販売しております。出来立て直後のアイスクリームは、言葉では言い表せないほど美味しいですよ。
是非、イタリア風アイスクリームをご賞味下さい。

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